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Column/代表コラム

Vol.39:【経営者、リーダー層向け】新興国ビジネス(東南アジア、インド、中東、アフリカ)、海外グローバルビジネスには、なぜ経営者やリーダー層の伴走者が求められるのか -Part 3-

4/29/2025

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経営者やリーダー層が新興国向け(アジア、中東、アフリカ)などのグローバルビジネスを行う際に伴走者を必要とする背景

前回の、Vol.32:【経営者、リーダー層向け】新興国ビジネス、海外グローバルビジネスには、なぜ経営者やリーダー層の伴走者が求められるのか -Part 2-、そして前々回の、Vol.31:【経営者、リーダー層向け】新興国ビジネス、海外グローバルビジネスには、なぜ経営者やリーダー層の伴走者が求められるのか -Part 1-、では新興国(東南アジア、インド、中東、アフリカ)との事業に取り組んでいく上で経営者、リーダー層、事業責任者などが最初に直面する課題や疑問などに触れつつ、経営者やリーダー層が新興国向けなどのグローバルビジネスを行う際にその伴走者を必要とする背景、についても触れ始めました。
 
また、その背景について、以下要素などについて取り上げました:
 
・急速な事業や経営に関連する外部環境の変化
・新興国向けなどグローバルにおける事業を企画そして推進していく上で本来求められることとしての専門性や関係者、そして関連する課題要素が広範囲にわたりそして多いということ
・そのプロジェクトの複雑さや難易度の高さ、について、新興国、グローバルにもなればより一層で、年々高まってきていること
 
さらには、企業が現在抱えているそして今後新興国向け事業を推進していく上で抱えうる課題の解決を担う経営者自身そして内部人材の成長や育成がより必要とされ始めていること、についても触れ始めました。
 
このコラムではその新興国向け事業と合わせた経営者自身、組織自体、そして内部人材の成長や育成について。
またそれに続いて、他の不可逆的な要素(経営者やリーダー層が新興国向けなどのグローバルビジネスを行う際にその伴走者を必要とする背景)やその価値について事例を交えながら考察したいと思います。
 
その新興国向け事業と合わせた経営者自身、組織自体、そして内部人材の成長や育成について。
そもそもなのですが、新興国向けに問わずですが、新規事業開発、事業企画開発は、本来は事業主、その事業のオーナーである自分たちこそが主体的、能動的にやるべきものです。
特にそのコアの部分である、戦略や企画、計画立て、そしてその実行と全体の推進、PDCAを回していくなどについてです。
ということは当然ですが、自分たちのしっかりと血が通ったものにしなければ
なりませんし、そのためにも、あくまで自分たち主体で考えそして実行して走らなければなりませんし、そのための自身の内からの成長や価値向上は必須です。
 
ただしここでポイントとして、自分たち主体で考えそして実行して走りながらも、特に新興国向けなどとなるとより一層そうなのですが、不足している知見やノウハウ、関連するリソース、そして各種商売や事業、組織、経営に関連するところでの全体的な実力、実務力、力量というものが存在します。
プロジェクトの始まる前からそうであるのが大半であり、もっと言うと、そのプロジェクト、企画が推進され進めば進むほど、その不足感がより顕在化してきます。
もちろんですが、そのプロジェクトのオーナーや推進役となる経営者やリーダー層自身もそうです。
 
それらが不足したままで何となくその新興国向け新規事業、事業企画などのプロジェクトを進めていると何が起こりやすいのか。
全体プロセスの中の一番初期の段階から順に取り上げていくと...
 
先ずそのプロジェクト自体がなかなか立ち上がりません。
 
責任の所在、それぞれの役割などのプロジェクトに向けたチーム、組織的なところの構造も曖昧な上に、そのプロジェクト、事業で何を目指していくのか、それをどう推進させていくのか、どういう意思決定の仕方でプロジェクトの立ち上げに向かうべきなのか、何をどう優先順位付けして立ち上げに向き合っていけば良いのか、等など。
 
上げればキリがありませんが、とにかくそれ向けにやるべきこと、やった方が良いこと、など整理が付かない状況が続き、結局はその経営者やリーダー層の方も日々の既存事業や業務など追われ、ただ何となくプロジェクトの立ち上げが間延びしていく状況に陥ります。
そして気づいたら、1年、2年、3年と過ぎて、結局「うちにとってはなかなか新興国向けなどの海外事業は縁が無いのかもしれない...」と自らその可能性を閉ざす方向に向かったりします。
 
次に自分たちで試行錯誤し、なんとかそのプロジェクトの立ち上げのところまでたどり着いたとしましょう。
ただ、そこで直面することとしては...
 
で、その新興国向けの事業を立ち上げていくにしても、そういえばどういうふうに進めていくのが自社にとって良いのだろうか...、という悩み、モヤモヤ感などが発生してきます。
 
自分たちでやれることとして、例えばインターネットや書籍などを通して、その”どういうふうに進めていくのか”、の答えらしきものを集め、プロジェクトの骨格を設計してみようと試みますが、とにかく時間やお金がかかる。
そして時間がかかった割には、結局このような進め方で本当に大丈夫なのか、というところの実践的且つ戦略的な根拠や論理が自分たちには乏しいため、モヤモヤ感が否めず、実際プロジェクトが立ち上がり推進されていっても、その流れが頓挫するための壁や障害物的なもの、がそこかしこに存在します。
 
結局「うちにとってはなかなか新興国向けなどの海外事業はハードルが高いかもしれない...」という、安易な結論におさまることが多いわけです。
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起業家や経営者に伴走支援する「ペーサー」という存在
 
今取り上げた事例はあくまで一部ですが、特に新興国向けなどとなるとその不足している知見やノウハウ、関連するリソース、そして各種商売や事業、組織、経営に関連するところでの全体的な実力、力量というものが、その事業化、収益化、黒字化、持続可能な成長や運営など、それぞれ全プロセスにおいて、リスクやハードルを上げる要素によりなっていきます。
 
そこで、その不足している知見やノウハウ、関連するリソース、各種全体的な実力、力量などを提供、補完してくれながら伴走してくれるプロの伴走者、伴走支援者の価値が現在、より見出されてきているわけです。
そしてそれが、その必要とされている、新興国向け事業と合わせた経営者自身、組織自体、そして内部人材の成長や育成にもつながるアプローチでもある点が大事なポイントなわけです。
 
一つ、「ペーサー」と言われる存在を紹介します。
 
新興国では、中小企業やスタートアップなどが多くの雇用を創出・維持し、イノベーションに寄与し、経済や社会に影響を与えています。
そうした中小企業やスタートアップに対する支援では、いわゆるインキュベーター、アクセラレーター、フェローシッププログラムなどの起業支援組織が存在します。
 
これらの組織は、経営者や起業家に欠けている知識や資本、人的ネットワークなどを提供したり、目標達成のための道筋を示したり、起業を支えるビジネスのエコシステム(生態系)を育むのを助け、企業の収益増加、人材の獲得、資金調達などに好ましい影響を及ぼしていることは明らかなのですが、一方で課題もあります。
彼らが提供する、サポートしているプログラムが修了したあと、その経営者や起業家は他の支援プログラムに参加しない限り、たいていすべて自力でやっていかなくてはならなくなります。
当たり前といえば当たり前なのですが、それがやはり現実問題、非常にむずかしいわけです。
ただでさえ、ゼロから事業を立ち上げることのハードルがある中、新興国という複雑性やその変化も激しい市場であるが故に、なおさらです。
 
新興国と比べて、先進国の起業家や経営者には、業界団体、起業家同士の交流団体、コンサルタントなど、中長期的な成長に役立つさまざまな専門サービスへのアクセスがありますが、新興国の起業家にはこうしたサービスへのアクセスが限られており、そこにある種の格差が生まれていたりもするわけです。
 
そこで今、まったく新しいタイプの起業やその経営支援組織の存在が、グローバルに見ると生まれてきています。
それが、ペースメーカー組織、もしくは「ペーサー(pacer)」と呼ばれているプロの人たち、若しくはその組織です。
そのペーサーが新興国の起業家や経営者に提供するサービスは、既存の支援組織とは性格が異なります。
 
ペーサーは、1年以上、場合によっては恒久的に、起業家を支援しています。
世界トップクラスのマラソン大会で選手が好記録を挙げるのを助けるペースメーカーを見たことがある人もいると思いますが、まさに彼らにように、ペーサーは、事業の規模を拡大させるという短期だけでなく中長期的の取り組みで起業家や経営者、リーダー層などの目標達成を支援しています。
 
この 20年ほどで、一部の起業支援組織は自らのモデルを進化させてペーサーモデルに移行し、新興国における起業支援に欠けていた部分を埋め始めています。起業家やその経営者が事業を立ち上げそしてその規模を拡大させ、さまざまな危機を乗り越え、新しい領域への進出を目指す過程では、起業家のニーズも変化していきますし、それぞれのステージでそういったペーサーの補完が必要とされており、ペーサーはそれに合わせてサービスの内容を修正していくわけです。
 
起業家や経営者がそのようなペーサーと協働することで得られる直接的な効果は、プログラムを経験したメンバーの知識の増加や行動の変化、そして実のあるネットワークの拡大に表れている、とも言われています。
また、中長期間継続して支援することにより、組織の変容を促し、成長を後押しできる可能性もあるわけです。
ということはもちろんですが、事業が創造され、その事業が円滑に運営されていくことで雇用創出、収益拡大、資本の獲得、製品やサービスの供給を通じた人々の生活改善といった、内だけでなく外への中長期的効果も生む可能性を高める、とも言えるかもしれません。
 
その新興国において増加しつつあるペーサーが提供しているような中長期の起業支援、新規事業伴走インフラは、新興国で持続可能な起業や事業の運営エコシステムを築くうえで不可欠だ、と一部の専門家からは見られ始めています。
当方が提供する日本企業向けの、本質追求型の伴走支援プロフェッショナルサービス「新興国(アジア:東南アジア+インドなど、中東、アフリカ)ビジネス&マネジメント戦略パートナー 」では、そのペーサーと言われる組織と同じことを同じ付加価値領域で提供しているわけでは決してありませんが(むしろ細かい部分で言うと、違いばかり)、その支援先企業が持つ力を発揮させるため、最大化させるために共に走りながらそれを目指し、グローバルにおける持続可能な成果を共に追求していくこと、そしてその目指す方向性や機能性は一部重なるところもあります。
そのペーサーのようなサービスがより一層世界中で普及され、支援先企業の可能性がより一層グローバルに解き放たれる未来を願います。
 
-Part 4-(近々公開)へ続く

コラム執筆者:伊藤 弘幸

ワンブルーム株式会社 代表取締役
新興国(アジア:東南アジア+インドなど、中東、アフリカ)を主とした海外、グローバル事業や経営を、中長期的にも持続可能な成果へと導く、新興国ビジネス&マネジメントのプロ、トップアドバイザー、戦略的パートナー。

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先日、Episode & Guest #3を公開しました ↓↓

essenceglobalbusinesses.substack.com/p/32-emerging-markets-leaders-talk
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​代表の伊藤が、5月8日~10日 東京において開催されます、SusHi Tech Tokyo 2025に参加いたします🇯🇵🌏

*SusHi Tech Tokyo 2025:
​
東京都が主催するアジア最大級のスタートアップカンファレンスで、2025年5月8日から10日にかけて東京ビッグサイトで開催される。同イベントは、持続可能な都市をハイテクノロジーで実現するという目的で、国内外のスタートアップ、投資家、大企業などが集まり、都市課題の解決に向けたイノベーションを創出する場を提供しています。
sushitech-startup.metro.tokyo.lg.jp​


特に以下のような方々とお会いする予定です。
・新興国(東南アジア、南アジア、中東、アフリカ)出身の優良スタートアップ企業で、グローバル展開を目指している(日本市場向けなど)。
その中において、中長期的にも持続可能で、構造的に強固でレジリエンスの高い新規事業創出に向けて、企業としての包括的なバリューアップアプローチ(事業、組織、経営全体の価値向上)に基づき、共にビジョンと計画を推進・主導したいと考えている。
また、同スタートアップ向け各種支援組織や支援関連サービス会社。

・新興国市場向け(アジア(ASEAN・インドを中心)、中東、アフリカ)に、そして新興国市場と共に新たなビジネスと価値を創造したいと考えている日本のスタートアップ企業若しくは他日系事業会社。
その中において、中長期的にも持続可能で、構造的に強固でレジリエンスの高い新規事業創出に向けて、企業としての包括的なバリューアップアプローチ(事業、組織、経営全体の価値向上)に基づき、共にビジョンと計画を推進・主導したいと考えている。
また、同日本のスタートアップ企業若しくは他日系事業会社向け各種支援機関や支援関連サービス会社。

SusHi Tech Tokyo 2025にて皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
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先日行われた、タイ国家イノベーション庁(National Innovation Agency: NIA. www.nia.or.th)が主導及び支援する「Corporate Spark Outbound 2025: Startup Soft Landing Program」において、当社代表の伊藤が、タイの有望スタートアップ複数社における創業者(兼経営者)向けメンタリング(Executive Mentorship)を実施いたしました。
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