ワンブルーム株式会社 Onebloom Corporation|新興国との持続可能な成果を共に目指す
  • Home
  • About OBM
    • About us
    • Core Services / Practices
    • 新興国ビジネス&マネジメントアドバイザリーサービス (日系企業向け) >
      • スポット戦略相談(スポットアドバイザリー)
    • Global platform
  • Business Unit
    • Industry
    • Market
    • Project / Biz Ex
  • Column/代表コラム
    • Column/代表コラム >
      • Column/代表コラム(一覧)
    • Newsletter
    • Newsletter (LinkedIn)
  • Media
    • News & Event >
      • News & Event(一覧)
    • Gallery
  • Contact
  • Home
  • About OBM
    • About us
    • Core Services / Practices
    • 新興国ビジネス&マネジメントアドバイザリーサービス (日系企業向け) >
      • スポット戦略相談(スポットアドバイザリー)
    • Global platform
  • Business Unit
    • Industry
    • Market
    • Project / Biz Ex
  • Column/代表コラム
    • Column/代表コラム >
      • Column/代表コラム(一覧)
    • Newsletter
    • Newsletter (LinkedIn)
  • Media
    • News & Event >
      • News & Event(一覧)
    • Gallery
  • Contact

Column/代表コラム

Vol.40:【経営者、リーダー層向け】今こそ日本企業は、アフリカ諸国とのビジネス(事業)における共創を最注力の一つとして取り組むべきその理由とは 〜TICAD9が8月横浜にて開催〜

6/13/2025

0 Comments

 
Picture
Picture
アフリカ側のオーナーシップ、アフリカ諸国の自助努力を尊重しながらの持続可能性の追求

第9回アフリカ開発会議(TICAD9)は、2025年8月20日から22日まで横浜市のパシフィコ横浜で開催されます。
TICAD(Tokyo International Conference on African Development、アフリカ開発会議)は1993年に日本が主導して始まり、アフリカの開発をテーマとする国際会議として、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催されています。
TICAD9は、横浜での4回目の開催となります。
 
TICAD9の特徴は:
1. アフリカのオーナーシップと国際社会のパートナーシップの尊重:TICADは、アフリカ諸国の自助努力を尊重し、国際社会がそれを支援するという理念に基づいている。
2. 包摂性とオープンな議論:アフリカ諸国のみならず、国際機関、パートナー諸国、民間企業、市民社会など、多様なステークホルダーが参加し、実のある議論が行われる。
3. 若者の参画と未来志向:TICAD9に向けて、模擬アフリカ連合会議やアフリカ-日本ユースドライブなど、若者が主体的にアフリカの持続可能な開発やパートナーシップについて考えるイベントが実施されている。
 
そして、それらの特徴を踏まえ、TICAD9ではアフリカの持続可能な開発目標(SDGs)やアジェンダ2063の達成に向けた具体的な行動計画が議論される予定です。
また、横浜市は「アフリカに一番近い都市」として、アフリカとの交流・協力を重ねてきており、TICAD9の開催を通じてその関係をさらに深化させることが期待されています。
 
正直なところ、上記で挙げたTICAD9の特徴だけを見ますと、学生の時からも含め20年以上このTICADについて認識している、時に関与してきている私からすると、TICAD9以前と何が大きく変わったの、と思うわけですが。
ただそのプログラムや周辺で行われる各種パートナーイベントなども含め、中身を細かく見てみると、緩やかではありますが確実に進化そして深化してきているのを感じます。
それを機にアフリカ諸国との事業化を試み始め、実際に持続可能な形で事業やその組織の価値向上を実現させている日本企業も確実に存在しますし、その層の厚みも緩やかではありますが出てきているのを実感しています。
また他アメリカ、中国、欧州などとアフリカ諸国とのこういったプラットフォームと相対的に比較してみると、「支援」ではなく「共創」、フェアなパートナーとして共に成長していこう、という構造を前提にしている点は、実は非常に先進的で、先を行っているとは思います。
 
アフリカ諸国は経済成長が著しく、新興国の中でもこれからの成長角度が一番高い市場、です。
その消費に対する鼻息は、今まで日本の中の市場感覚しかない人からすると(しかも多くはデフレ時代のみの日本)、天と地の差を感じてしまうほどですし、これからも伸び続けます。
まだまだ手付かずの市場が膨大に存在しているからこそ、欧米に留まらず、中国やインド、その他の経済力のある国の多くの企業が事業を営んできている中、日本企業の相対的なプレゼンス(存在感)の低下は止まりません。
ただここで本質的に理解しておきたいことは、別に他国系の企業との競争という観点でアフリカ市場を見てはいけない、ということです。
特に民間の人間はなおさら、です。
私自身、もっと日本企業がアフリカ市場で活躍してほしい、と思う背景は、別に現地での中国企業の存在感などが脅威だから、という政治的または一方的、自己中心的な思考を元にしているものではありません。
あくまで、アフリカ諸国における、そこで暮らす人たちのための健全な経済や社会発展のために、我々日本人としてまたは日本が持つその特性を生かして、共に何が出来るのか、という現地市場ニーズからの視点と発想です。
日本企業が持つその特有の強みが、アフリカ市場に存在する様々な経済や社会課題の解決に資する、と現場視点で分かっているからです。
 
そこで大切なことの一つとして、TICADの理念にもなっている、アフリカ側のオーナーシップ、アフリカ諸国の自助努力を尊重しながら行う、ということです。
それは当方の新興国向けに掲げている特有の支援スタイルとそのアプローチ、にも通じるところがあるわけですが、日本企業があくまで足りないところを補完しながら、相乗効果を効かせながら、共にその理念をパートナーとして追求していく、という発想、構造が重要なわけです。
それが結局は、事業としての持続可能性を高めてくれるわけなので、アフリカ市場向けの事業化の際には、そういった要素を踏まえながらもその中身、戦略、企画を構築、磨き上げていく、推進していく必要があります。
 
当方のワンブルーム株式会社はこの度、その2025年8月20日(水)~8月22日(金)横浜にて開催予定の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に向けて、外務省TICAD事務局より『第9回アフリカ開発会議(TICAD9)共創企業』に認定されました↓↓
​​05/30/2025:【Event】第9回アフリカ開発会議(TICAD9)共創企業に認定
 
これにより、これまでにアフリカ大陸、アフリカ諸国と培ってきた知見、信頼関係、スキル、ノウハウ、各種力量、そして実績を基盤に、アフリカ諸国のニーズや課題に即した形で、アフリカと中長期的にも持続可能な付加価値(事業、経営)を生み出していきつつ、組織、人材や経営全体の価値向上も目指す独自のアプローチにて。日本企業とアフリカ地場企業のより一層の連携、協業、共創、オープンイノベーション、シナジー(相乗効果)を推進させるべく、TICAD9では官民および民間同士の積極的な連携・交流を図ってまいります。
Picture
2019年、前回横浜にて開催されたTICAD7にて。
高い目標を持つ経営者やリーダー層ほど、単なる遠い国からの脱却は必須

今の時代、そしてこれからの時代、あらゆる人にとって、あらゆる企業にとっての「一番重要な磨くべき要素」とは何なのでしょうか。
仕事に役立つ実務ノウハウやスキルの蓄積。ネットワークの構築。
そのためにセミナーを受ける、新聞やニュースアプリを熟読する、本を読む、交流会に参加する、などなど。
様々あると思います。
 
今まで世界中であらゆる場所で、あらゆる属性の多様な人たちと仕事をしてきて感じてきたこととして、その重要な磨くべき要素のうちの一つとは「どのタイミングで、自分がどこのポジション(場所、位置)にポジショニング(位置取り)するのか、を見極める嗅覚、感覚」というものです。
 
ポジションのうちの一つである市場で考えてみてもそうです。
例えば今では日本発のグローバル企業の代名詞である、トヨタモーター。
その創業者がもしあのトヨタの前身企業の創業を、あのタイミングの日本のローカル市場で行っていなかったとしたら。本当にその後の大手グローバルカンパニー、トヨタは生まれたのでしょうか。
もう一つは、日本発のグローバル企業として現在でもグローバルに評価を受ける日本発の大手総合商社。
彼らの成長が飛躍するきっかけとして、自分たちで選ぶ、選ばないは別として、鎖国を行っていた島国日本で、その後の開国の流れの中、海を超えたあらゆる取り引きを独占的に商うことが出来る位置取りが、幸運にもできる環境下に身を置いていたことが、大きな要素の一つであることは言うまでもありません。
 
幸いにも現代に生きる人たちは、超低コストと超短時間で世界中あらゆる場所に移動できます。
少し前の時代の人たちは、一握りの限られた人や企業、組織の人しか行けませんでした。
そしてもちろんのこと、世界中あらゆるところでの事業コストやその運営コストもこの歴史上で現代は最低レベルであり、AIも発展が著しく、これからさらに下がり続けていくことでしょう。
それらのリスクについても同じようなことが言えます。
 
今アフリカ諸国で起きている急速な発展、変化とそのダイナミズム(内なる力や活力、エネルギー、活発な活動性)は、その現場やその現場に根ざしている人間、その現場を直接五感で長きにわたり感じてきている人間にしか分かりません。
それを知りにいかない、感じにいかない経営者やリーダー層の人たちほど「アフリカに関する機運がまだ高まっていないよね」ですとか「まずはアジアを見ていて、アフリカはもう少し後でしょう」と、ネット情報やエセ専門家の第三者情報、話などをそのまま鵜呑みにして、知ったかぶってしまいます。
 
その「どのタイミングで、自分がどこのポジション(場所、位置)にポジショニング(位置取り)するのか、を見極める嗅覚、感覚」というものは、身につけるのは簡単ではなく、かなりの経験と実績の蓄積が必要です。
生まれつき身についている才能でもなく、ただ何となく過ごしていて身につく力ではありません。
ただし、それを磨いていくのに一番必要なことは何か。
口先で能書ばかりを述べているのではなく、それを常に頭の中で意識して、それに向けた新しい試み、実践、行動を繰り返し出来るかどうか。
これに限ります。
 
現代、こんなにも恵まれた環境にいるにも関わらず、極めて限られた目の前の市場や事業しか見ず、その「どのタイミングで、自分がどこのポジション(場所、位置)にポジショニング(位置取り)するのか」を気にせず過ごすか。
アフリカ諸国を含めた、新興国と真摯に向き合い、単なる異世界と思う発想から脱却し、そのタイミングとポジショニングを意識した戦略に舵を切るのか。
単なる既存の商品やサービスの販路拡大的狭い思考ではなく、同市場で最前線での人々の課題をベースに、自社の強みを活かし、新しい付加価値として、地場の人たちと共になって何を、創造的に提供し貢献できるのか。
 
意識が高い、目標を高く持つ経営者、リーダー層ほど、いまそれらが問われているのではないでしょうか。
Picture
コラム執筆者:伊藤 弘幸

​​ワンブルーム株式会社 代表取締役
新興国(アジア:東南アジア+インドなど、中東、アフリカ)を主とした海外、グローバル事業や経営を、中長期的にも持続可能な成果へと導く、新興国ビジネス&マネジメントのプロ、トップアドバイザー、戦略的パートナー。
プロフィールなどについて詳しくはこちら

    Column/代表コラムの定期受信
    *Column/代表コラムの定期受信を希望の方は、以下へメールアドレス記入の上ボタンをクリックください

Subscribe to Column/代表コラム

| Updated News ! 1  
​
第9回アフリカ開発会議(TICAD9)共創企業に認定

ワンブルーム株式会社は、2025年8月20日(水)~8月22日(金)横浜にて開催予定の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に向けて、外務省TICAD事務局より『第9回アフリカ開発会議(TICAD9)共創企業』に認定されました。
詳しくはこちら↓↓

​
​05/30/2025:【Event】第9回アフリカ開発会議(TICAD9)共創企業に認定
05/30/2025:【Event】Certified as a Co-Creation Partner(TICAD9 Co-creator) at the 9th Tokyo International Conference on African Development(TICAD9)
詳しくはこちら
Picture

| Updated News ! 2  
​
日本-シャルジャ(アラブ首長国連邦)投資フォーラムへの参加、スピーカー登壇
​

来たる2025年6月18日(水)、シャルジャ首長国(アラブ首長国連邦を構成する、首長国の一つ)より、Sharjah FDI Office (Invest in Sharjah) CEOのモハメド・アル・ムシャルク閣下が来日され、日本とシャルジャとの経済協力の将来を形作ることを目的とした、ハイレベルな二国間投資フォーラムを東京にて開催されます。

​当社代表の伊藤は主催者より正式な招待を受け、同投資フォーラムに参加、閣下との面談をすることなどと合わせて、先方からのお誘いにより、同フォーラム内にて小時間、スピーカー登壇させていただきます。
詳しくはこちら↓↓

​
​06/09/2025 :【Event-Speaker】日本-シャルジャ(アラブ首長国連邦)投資フォーラムへの参加、スピーカー登壇について
​
06/09/2025 :【Event-Speaker】Participation and Speaker announcement, Japan-Sharjah(United Arab Emirates) Investment Forum, Tokyo Japan
詳しくはこちら
Picture
Picture

| Updated News ! 3  
​
タイ国家イノベーション庁(National Innovation Agency: NIA)が主導及び支援する「Corporate Spark Outbound Program」において、タイの有望スタートアップ創業者向けメンタリングを実施

先日行われた、タイ国家イノベーション庁(National Innovation Agency: NIA. www.nia.or.th)が主導及び支援する「Corporate Spark Outbound 2025: Startup Soft Landing Program」において、当社代表の伊藤が、タイの有望スタートアップ複数社における創業者(兼経営者)向けメンタリング(Executive Mentorship)を実施いたしました。
詳しくはこちら↓↓

​
​05/07/2025:【Business】タイ国家イノベーション庁(National Innovation Agency: NIA)が主導及び支援する「Corporate Spark Outbound Program」において、タイの有望スタートアップ創業者向けメンタリングを実施
詳しくはこちら
Picture

| 新興国(アジア、アフリカ、中東)ビジネス&マネジメント戦略パートナー ↓↓
(経営者/事業責任者/エグゼクティブ層向けアドバイザリー、伴走支援)
www.onebloomcorp.com/shinkoukokubusinessservice.html
Picture
Picture
本質追求型 新興国ビジネス&マネジメント伴走支援サービスについてはこちら

| その他コラム(Vol.1 - Vol.40)↓↓​
https://www.onebloomcorp.com/columnlist.html

​​​​Vol.37:【経営者、リーダー層向け】新興国ビジネス&マネジメントで中長期的にも持続可能な成果を目指す際に陥りやすい落とし穴、勘違い、その潜在的課題感とは -Part 1-
​
Vol.38:【経営者、リーダー層向け】新興国ビジネス&マネジメント(東南アジア、インド、中東、アフリカ)では、より一層その戦略性が求められるようになってきている -Part 1-
​
Vol.39:【経営者、リーダー層向け】新興国ビジネス(東南アジア、インド、中東、アフリカ)、海外グローバルビジネスには、なぜ経営者やリーダー層の伴走者が求められるのか -Part 3-
新興国(アジア、中東、アフリカ)を
​主としたグローバル事業や経営を、
中長期的にも持続可能な成果へと導いていくための
ポイント、エッセンス、ヒント、
​アイデア、お役立ち情報などを、

主に経営者/リーダー層向けに定期お届けしています。
(定期受信ご希望の方は、上記よりご連絡ください)
Picture
Column/代表コラム一覧(Vol.1-Vol.40)はこちら

Archives:

June 2025
April 2025
March 2025
February 2025
January 2025
December 2024
November 2024
October 2024
September 2024
August 2024
July 2024
June 2024
May 2024
April 2024
February 2024
January 2024
December 2023
November 2023
October 2023
September 2023
August 2023
July 2023
October 2021
July 2021
January 2021
December 2020

Categories:

All
グローバル新規事業
新興国ビジネス(事業)&マネジメント(経営関連)
新興国経済、社会、政治アップデート
日本地域 × グローバル

0 Comments

    Author

    Write something about yourself. No need to be fancy, just an overview.

    Archives

    June 2025
    April 2025
    March 2025
    February 2025
    January 2025
    December 2024
    November 2024
    October 2024
    September 2024
    August 2024
    July 2024
    June 2024
    May 2024
    April 2024
    February 2024
    January 2024
    December 2023
    November 2023
    October 2023
    September 2023
    August 2023
    July 2023
    October 2021
    July 2021
    January 2021
    December 2020

    Categories

    All
    グローバル新規事業
    新興国ビジネス(事業)&マネジメント(経営関連)
    新興国経済、社会、政治アップデート
    日本地域 × グローバル

    RSS Feed

画像
Copyright © 2017- Onebloom Corporation. All rights reserved.