ワンブルーム株式会社 Onebloom Corporation|新興国との持続可能な成果を共に目指す
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Column/代表コラム

Vol.43:【経営者、リーダー層向け】新興国向け(東南アジア、インド、中東、アフリカ)新規事業では、なぜ経営・リーダー層を中心としたリスキリング(学び直し)が必須なのか -Part 2-

10/20/2025

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学びの次の段階へ:「知識」から「認識の更新」へ

前回(​Vol.34:【経営者、リーダー層向け】新興国向け(東南アジア、インド、中東、アフリカ)新規事業では、なぜ経営/リーダー層を中心としたリスキリング(学び直し)が必須なのか -Part 1-)では、経営者やリーダー層の「学び直し」や「学び続ける姿勢」が、もはや企業の競争優位を支える選択肢ではなく、新興国市場で事業や経営を継続させるための前提条件になっている、という点を取り上げました。
 
そして取り組む主体であるその企業の経営陣、リーダー層自身がまずは主体的にそれを実行に移せるか、がその新興国において持続的にも成長や運営が可能な事業や経営を生み出せるかどうか、の一つの肝になってくる、という点です。
 
また、その”学び直し”、”新しいことを学び続ける”という意識や姿勢、そしてその具体的実行を抜きにして、新興国向けなどで新規事業を試みようとすると起こりがちなこと、についていくつか事例を取り上げました。
そしてその具体的実行を抜きにしているわけではない中で、起こりがちなこととして、その新しい学びを机上だけで終わった気になってしまう、ことなどについても触れました。
 
今回Part 2はその続編として、単なる“学ぶ姿勢”に留まらず、それをいかに事業、経営や組織の動きに実装していけるか、という段階へ話を進めてみたいと思います。
特に、新興国(東南アジア、インド、中東、アフリカなど)のように、社会構造も市場変化も激しく、成長のリズムも日本とは大きく異なる環境では、「学ぶこと」そのものよりも、「学びを事業や経営の中でどう機能させるか」が問われています。
言い換えれば、“学びを成果に変える経営”へと自らを進化させられるかどうかが、持続的に現地で価値を生み出せる企業と、表面的な参入で終わってしまう企業を分ける分岐点になっています。
 
経営者やリーダー層のリスキリングというと、一般的には「新しい知識を学ぶ」「新しいスキルを身につける」といった表層的な意味で語られがちです。
しかし実際に新興国で成果を出している企業ほど、彼らがまず取り組んでいるのは「知識の獲得」だけではなく、「認識の更新」です。
なぜなら、新興国市場では、前提そのものが日々書き換えられているからです。
たとえば、購買層の価値観や行動パターン、国家の政策やその決定プロセス、地場企業のスピード感や意思決定構造、そのビジネスモデルと戦略などは、日本の常識を前提にしては理解できません。
同じ「市場分析」や「競争戦略」でも、背景にある構造認識を間違えれば、どんな優れた知識も役に立たないのです。
あなたの組織の“前提”は、いまどの時代・どの市場のものになっているでしょうか。
 
つまり、本質的なリスキリングとは、情報を学ぶことだけではなく、決断や意思決定の“OS”をアップデートすること。
私が現地企業や日本企業の経営者と伴走しながら支援しているのは、この「思考OSの刷新」そのもの、が多くある内の一つのコア要素でもあります。
そこでは、学びが単なる知識補充ではなく、目標から逆算した形での必要性に応じて、組織や経営そのものの再設計や改善・改革を促す契機となるように支援しているわけです。
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学びを“組織の力”に変えるために

もう一つ、多くの日本企業が見落としがちな重要な論点があります。
それは、「学ぶ経営者やリーダー層」が存在しても、「学び続ける組織」が存在しない、という現実です。
 
経営者が海外出張や視察、外部の支援者やパートナーなどを通じて刺激を受け、新しい知見や知恵を得たとしても、それが組織の仕組みや判断プロセス、知恵に落とし込まれなければ、企業の行動や実力は何も変わりません。
実際、現地で強い存在感を示している企業ほど、学びを個人ではなく組織的な能力に変換する仕組みを持っています。
それは制度やマニュアルではなく、現地リーダーとの共創を通じた意思決定の共有や、現場感覚・リアルを交えた事業推進、現場の試行錯誤を経営・リーダー層が学習材料として活かすような“知の循環構造”です。
 
この循環がある企業ほど、失敗を恐れずに現地で試せる文化や構造的に持続可能な事業創造を追求する意識が生まれ、学びが強靭性のある成果へと転換されていきます。
私の伴走支援でも、単なるアドバイスや知恵提供にとどまらず、「主体性のある学び」「学びを動かす構造、血肉にする構造」そのものの設計を重視しています。
リスキリングを「個人の能力向上」だけではなく、「組織の学習能力強化」として捉える視点こそ、今の日本企業が最も必要としている変革の一つだと感じます。
 
これは当然ですが、経営者やリーダー層からマネージャーや実務担当者への矢印の方向だけではなく、マネージャーや実務担当者から経営者やリーダー層への矢印の方向も大事になってきます。
よくある新興国向け事業をうまく推進及び運営できない企業の特徴や性質の一つとして、経営者やリーダー層がそのプロジェクトの実務を担うマネージャーや実務担当者個々人の能力が足りていないから目標を実現出来ていない、と結果が出ない要因を現場側に求めてしまう傾向があります。
故に、そのマネージャーや実務担当者個々人の能力向上こそが重要で、研修でもセミナーでも、本でも受講させよう、読ませよう、学校へ行かせよう。
もしくは内部で難しそうであれば、それを担えそうな職歴を持っているフルタイム人材を外から採用しよう、と試みるわけです。
結果、そのマネージャーや実務担当者の能力向上やポジション充足が成されたとしましょう。
ただ、それだけで同社の新興国向け事業は実践的かつ戦略的に意思決定及び推進され、その後事業化が成され、その後黒字化を経て成長軌道に乗り、持続可能に運営していけるようになっていくのかどうか。
必ず途中で何度も壁にぶち当たります。
そして高い可能性で、それが頓挫、停滞、停止していくでしょう。
なぜなのか。
 
そもそも同社の経営者やリーダー層が、どうその事業創造を全体視点で導いていけるのか、意思決定できるのか、マネジメントしていけるか、が新興国向け事業においては、肝中の肝となります。
それ無しに、マネージャーや実務担当者の能力向上もあり得ませんし、もし実際にそれなりの能力や意識・認識レベルを持っている担当者が運良くそこにいたとしても、うまくその力を引き出してあげたり、最大化してあげるような推進や関わり方が、その経営者やリーダー層にはできないわけです。
しかし、それに向けた実力や知見、知恵、意識や認識レベルが足りていないという自己分析をその経営者やリーダー層はそもそもできていないため、自分の実力不足を棚に上げ、根本育成やその磨き上げが蔑ろにされてしまうのです。
 
画一的なものに縛られている組織ほど、経営者やリーダー層の、内だけでなく外からも学ぶ意識や認識が低いですし、そういう組織では「学び続ける組織」「アップデートし続ける組織」など目指すこと自体が、夢のまた夢状態になります。
​実際には、経営層自身の“導き方”や“学び方”を見直すことが、現場の能力発揮を最大化する近道になるケースが多いのです。
 
新興国向けの事業創造は、「学び続ける組織」「アップデートし続ける組織」を作り上げていくことこそが、その後持続可能な事業を生み出していく、そしてそれを経営していく上で、非常に重要な武器になります。
また違う見方で捉えてみると、新興国向けの事業創造の機会を通し、売上や利益といった単なる事業単体視点だけではなく、「人・組織・経営全体の実力を底上げ出来る機会」とも捉えられるわけです。
ほとんどの企業やその経営者やリーダー層は、上記の前者及び後者に対する意識や認識を持った上で、新興国向けの事業創造に取り組めていません。
 
その「アップデートし続ける組織」のためにも、まずはその経営者やリーダー層自身が、内にも外にも開かれた姿勢で「オープンラーニング」できるかが問われています。
その一歩が、企業の変革と持続的成長を支える大きな分岐点にもなっていきます。
コラム執筆者:伊藤 弘幸

​
ワンブルーム株式会社 代表取締役
新興国(アジア:東南アジア+インドなど、中東、アフリカ)を主とした海外、グローバル事業や経営を、中長期的にも持続可能な成果へと導く、新興国ビジネス&マネジメントのプロ、トップアドバイザー、戦略的パートナー。
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​シャルジャ首長国(中東・アラブ首長国連邦、
UAE)の政府系投資促進機関トップが来日ー日本-シャルジャ投資フォーラムにて当社代表・伊藤とトークセッションを実施

2025年6月18日、UAE・シャルジャ首長国の政府系投資促進機関「Sharjah FDI Office(Invest in Sharjah)」のCEO、モハメド・アル・ムシャルク閣下が来日し、東京・グランドハイアットにて開催された「日本・シャルジャ投資フォーラム」に登壇。
日本企業の中東・GCC展開に向けたSharjahの活用可能性について、当社ワンブルーム株式会社 代表・伊藤弘幸と対談形式で戦略的対話を行いました。
Sharjahをハブとした日系企業の成功事例や、中小企業にとっての持続可能な進出モデルなどが語られました。
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​06/25/2025 :【プレスリリース】シャルジャ首長国(中東・アラブ首長国連邦、UAE)の政府系投資促進機関トップが来日ー日本-シャルジャ投資フォーラムにて当社代表・伊藤とトークセッションを実施
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​07/08/2025 :【Media】掲載メディアのご紹介|Selected Media Coverage
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新興国ビジネスでの持続可能な成果に向けた、経営者やリーダー層ならではの悩みや課題、まずは"Simple(シンプル)でQuick(クイック。60分、1時間/回)" な戦略相談窓口、「新興国ビジネス&マネジメントのスポアド」を開始!

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Vol.41:【経営者、リーダー層向け】日本企業にとっての中東市場、中東ビジネスの密かな可能性
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Vol.42:【経営者、リーダー層向け】TICAD9(アフリカ開発会議)を終えて。大きな進展とまだまだ感じる日本企業とアフリカ企業・アフリカ市場とのギャップ
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