ワンブルーム株式会社 Onebloom Corporation|新興国との持続可能な成果を共に目指す
  • Home
  • About OBM
    • About us
    • Core Services / Practices
    • 新興国ビジネス&マネジメントアドバイザリーサービス (日系企業向け) >
      • スポット戦略相談(スポットアドバイザリー)
    • Global platform
  • Business Unit
    • Industry
    • Market
    • Project / Biz Ex
  • Column/代表コラム
    • Column/代表コラム >
      • Column/代表コラム(一覧)
    • Newsletter
    • Newsletter (LinkedIn)
  • Media
    • News & Event >
      • News & Event(一覧)
    • Gallery
  • Contact
  • Home
  • About OBM
    • About us
    • Core Services / Practices
    • 新興国ビジネス&マネジメントアドバイザリーサービス (日系企業向け) >
      • スポット戦略相談(スポットアドバイザリー)
    • Global platform
  • Business Unit
    • Industry
    • Market
    • Project / Biz Ex
  • Column/代表コラム
    • Column/代表コラム >
      • Column/代表コラム(一覧)
    • Newsletter
    • Newsletter (LinkedIn)
  • Media
    • News & Event >
      • News & Event(一覧)
    • Gallery
  • Contact

Column/代表コラム

Vol.26:【経営者向け】なぜ新興国向け新規事業(アジア/中東/アフリカ)には、短期だけでない中長期的で持続性のある、構造的にも強靭な、要素がより求められるのか -Part 2-

6/1/2024

0 Comments

 
Picture
グローバル新時代に考える、新興国(アジア、中東、アフリカ)ビジネスの本質、新興国×新規事業
​

前回のコラム「なぜ新興国向け新規事業(アジア/中東/アフリカ。グローバルサウス)には、"短期だけでない中長期的で持続性のある"、"構造的にも強靭な" 要素がより求められるのか(Vol.25:【経営者向け】なぜ新興国向け新規事業(アジア/中東/アフリカ。グローバルサウス)には、短期だけでない中長期的で持続性のある、構造的にも強靭な要素がより求められるのか)」、では、新興国向け新規事業ではなぜ"短期だけでない中長期的で持続性のある"、"構造的にも強靭な" 要素がより求められるのか、について、少しづつ触れ始めたわけですが、このVol.26でも引き続きそのテーマで深掘りしていきたいと思います。
当社アドバイザリーにて力を入れている切り口とその新規事業支援におけるアプローチに直結しているポイント(我々の強み、特徴、得意な領域とも言える)でもあります。
 
現在規模感に関係なく、多くの企業様が今までの既存事業とは別に、新しい収益の柱にするための新規事業に血眼になって取り組んでおられます。
みなさま経営者として、目先だけではなく中長期的な潮流も鑑みておられる中で、その動きは極めて真っ当ですし、当然のことながら日本国内だけではなく、新興国なども含めたグローバルにその可能性を追求することに投資していくこと、投資し続けていくことがより一層求められる世の中になってきています。
 
ただ、まだまだその新興国市場を、付加価値が低い市場、日本の昔、昭和が現在の新興国市場などと短絡的に捉えている経営者様が多くいらっしゃいます。
故に、日本市場では過当競争や市場縮小で付加価値が下がってきた自社の商品が、大した競合もいない、モノが根本的に足りていない新興国に流していけば売れていくだろう、売れ続けていくだろう、と思っている方も多くいます。
 
はっきり言いましょう、大きな誤りです。
 
確かに日本国内市場の日本人が価値を感じていない、もしくはもうさほど価値を感じなくなった物やサービスに対し、新興国の人々にとっては新鮮で且つ実際に価値を感じる物やサービスというものは存在します。
しかし、それは新興国の時代環境がタイムマシーン的に遅れているから、と単純に一言で言えるわけではありません。
都市に住む人々であれば尚更、大方の新興国では、先進国のそこに住む人たちと経済や消費レベルやその傾向に大差があるわけではありませんし、よりフラット化してきています。
新興国の地方では確かに経済や消費レベルは落ちていきますが、インターネット革命やスマホ革命、インフラ革命などを筆頭にしたあらゆる新時代発展要素により、それらが急速に成長してきていますし、より多様化してきていますし、海外や国内の至る所から事業投資や事業開発に燃えたあらゆる業界の企業が日々進出、参入をしてきていますし、その数が右肩上がりで増え続けてきているわけです。
 
行き当たりばったりで、なんとなく思いついた事業でいきなり勝算が持てるわけではありません。
もちろんのこと、短期だけでない中長期的で持続性のある、構造的にも強靭な新規事業がいきなり構築できるわけはなく、手と足と頭をフル回転させながら知恵を働かせていく、工夫を凝らしていく、試行錯誤しながら勝算が持てる事業に改善をしながら少しづつ近づいていけるわけです。
 
当然ながら、付加価値がより高い事業を生み出していける方が、短期だけでない中長期的で持続性のある、構造的にも強靭な新規事業を結果としてより生み出してもいけます。
より手間がかかる、より複雑な難題な課題を解決していける方が、中長期的にも勝てる可能性はより高まる、とも言えると思います。
新興国において、そういった前提を見誤った事業企画、事業開発、新規事業の実務の進め方、プロセスの設計やそのリードの仕方、基盤として持つ価値観や意識では、短期的で、構造的にも貧弱な事業を生み出すことに繋がる可能性は結果として高まるのです。
健全な経営者やリーダー層の中に、それを望んでいる人は存在しないはずです。
Picture
新興国ビジネスでやってしまいがちな短期的で、構造的に貧弱な事業、とは
なぜ新興国向け新規事業(アジア/中東/アフリカ。グローバルサウス)には、"短期だけでない中長期的で持続性のある"、"構造的にも強靭な" 要素がより求められるのか、という問いに対し、逆に”短期的”で、”構造的にも貧弱な”要素を持った取り組みの仕方、アプローチ、思考や意識などを考えてみたいと思います。
 
当方が新興国×新規事業において企業様を支援させていただく中で、よくお伝えしていることの一つとして、新規事業とは、新規事業構築、が目的ではない、ということです。
どういうこと?となると思います。
いやいや、それが目的だよね、と。
もう少し踏み込んだ言い方だと、”それが全体として唯一の目的と化してはいけない”、というものです。
すごく端的に言えば、それを目的化させることで、新興国×新規事業、が持つその実質的なパワーや価値を最大化する機会を逸してしまうからなのですが、詳しく言うとここの文字スペースでは足らないので、割愛しますが...
 
新規事業が目的なのではなく、新規事業を通してその企業の部分的だけにとどまらない全体的なその経営を事業を、中長期的にも持続させ、構造的にも強靭なものにしていく、ことこそ、目的(全体の)であるべき、だと私は思うのです。
ここを見誤った中で、新規事業だけに視野狭く取り組んでいると起こりうることとして、とにかく何でもかんでも感覚的に思い浮かんだ事業案を社内の小さな身内コミュニティーで出し合い、その後よくよく考えてみると、なぜ我々の会社がこの事業を取り組む必要性があるのか、そもそも我々では取り組めないのではないか、実際事業として構築してみたが、この事業何か会社全体を見たときに浮いていて他に悪影響を及ぼしているのではないか、等など、それだけではありませんが、何かとしっくりいかなかったり、やはり上手く進展していかなくなったりと、起こりがちです。
 
そして何より、新興国向けに短期だけでない中長期的で持続性のある、構造的にも強靭な新規事業を合理的に追求していくことで、より深くそして真摯に、本気で事業やビジネス、経営と向き合うことになります。
自分達にはこんなこともできる可能性があるのか。しかも新興国などグローバルに。
自分達が今までやっていた事業や経営には実はこのような強みがあるのか、リスクがあるのか、弱みがあるのか。
事業やビジネスとは実はこんなにも奥深くて、そしてワクワクする楽しいモノなのか。等など。
新規事業に取り組む中での事業や経営に対する気づき、学び、そして成長こそがまさに、その企業や事業の価値、全体の底力を底上げしてくれるのです。
実はそこがその取り組みの大切な本質の一つで、短期だけでない中長期的で持続性のある、構造的にも強靭な新規事業+全体の事業や経営を生み出していける大きな力になりえるわけです。
単に新興国向けに新規事業を構築する中で生まれる定量的な売上げや利益的なリターンだけが目的、となったときに、実はその裏で大きな機会損失を抱えている。
そこに気づける経営者、リーダー層かどうかで、新興国×新規事業、が持つその実質的なパワーや価値を会社全体として享受出来るかどうかの分かれ道があるように、日々最前線で実感するわけです。
 
-Part 3-(近々公開)へ続く

    Column/代表コラムの定期受信
    *Column/代表コラムの定期受信を希望の方は、以下へメールアドレス記入の上ボタンをクリックください

Subscribe to Column/代表コラム

| Updated News !
当社は、来たる6月12日(水)OMM@大阪において開催されます、「海外ビジネスEXPO2024大阪」に出展いたします。↓

www.onebloomcorp.com/news--event/expo2024osaka612
詳しくはこちら
Picture

| 新興国(アジア、アフリカ、中東)ビジネス&マネジメント戦略パートナー ↓↓
(経営者/事業責任者/エグゼクティブ層向けアドバイザリー、並走支援)
www.onebloomcorp.com/shinkoukokubusinessservice.html
伴走支援サービス、について詳しくはこちら
Picture
Picture

| その他コラム(Vol.1 - Vol.26)↓↓
www.onebloomcorp.com/column​

​
​Vol.23:【経営者向け】今後グローバル(新興国など)により強くなる日本企業とは -Part 2-
​
Vol.24:【経営者向け】新興国ビジネス(新規事業など。アジア/中東/アフリカ。グローバルサウス)において、中長期的にも持続可能な成果を目指すアプローチ、とは -Part 3-
​
Vol.25:【経営層向け】なぜ新興国向け新規事業(アジア/中東/アフリカ。グローバルサウス)には、短期だけでない中長期的で持続性のある、構造的にも強靭な、要素がより求められるのか -Part 1-
新興国(アジア、中東、アフリカ)を
​主としたグローバル事業や経営を、
中長期的にも持続可能な成果へと導いていくための
ポイント、ヒント、アイデア、お役立ち情報などを、
主に経営者/リーダー層向けに定期お届けしています。
(定期受信ご希望の方は、上記よりご連絡ください)
Picture
Column/代表コラム一覧(Vol.1-Vol.26)はこちら

Archives:

December 2024
November 2024
October 2024
September 2024
August 2024
July 2024
June 2024
May 2024
April 2024
February 2024
January 2024
December 2023
November 2023
October 2023
September 2023
August 2023
July 2023
October 2021
July 2021
January 2021
December 2020

Categories:

All
グローバル新規事業
新興国ビジネス(事業)&マネジメント(経営関連)
新興国経済、社会、政治アップデート
日本地域 × グローバル

0 Comments



Leave a Reply.

    Author

    Write something about yourself. No need to be fancy, just an overview.

    Archives

    April 2025
    March 2025
    February 2025
    January 2025
    December 2024
    November 2024
    October 2024
    September 2024
    August 2024
    July 2024
    June 2024
    May 2024
    April 2024
    February 2024
    January 2024
    December 2023
    November 2023
    October 2023
    September 2023
    August 2023
    July 2023
    October 2021
    July 2021
    January 2021
    December 2020

    Categories

    All
    グローバル新規事業
    新興国ビジネス(事業)&マネジメント(経営関連)
    新興国経済、社会、政治アップデート
    日本地域 × グローバル

    RSS Feed

画像
Copyright © 2017- Onebloom Corporation. All rights reserved.